![]() ![]() RL-Monitorの略=Reverse・Look・Monitor(逆サイド直視装置)です。 本機のロゴマーク(今話題のエンブレム)です。 ローカルの某局さんがデザインされたものです。 ![]() |
2015年12月25日 ケース入荷 箱入り完成
2015年11月8日 設計/製作完成、ケースは製作中で完成しておりませんが、中身は完成。一部定数変更があり資料関連を更新。
|
基本的にはネット通販で入手可能な部品を使用しております。 TX-MODEではミキサー、RX-MODEでは変調器が必要ですが、 アナログSWでは変調器のキャリアバランスを2ケ所で行う必要 があるため、アナログの変調器/ミキサーを使用することにした。612/614等は入手困難であるため、NJM2594これも 古いICではあるものの、現役でネット販売されています。 |
SSB(Single・Side・Band)信号は、字の如くキャリアポイントを中心にLSB=下側の信号のみ、USB=上側の信号のみが理想的ではあるが、昨今PSN技術でSSB信号を生成し、特にアナログPSN技術を利用した場合は、位相条件と振幅条件がパスバンド帯域内で満足させる必要があります。ところが、実際作成してみるとパスバンド内、例えば100Hz~3KHzまでの位相/振幅条件を満足させることは難しく。この振幅/位相条件が周波数特性を持つことにより、実際には逆サイド特性が暴れてきます。製作された方は殆ど経験されたと思いますが、調整時に理論的な特性となれば良いのですが、色んな傾斜特性を持ちます、こうなるとドツボに嵌り抜け出せなくなります。実使用では殆ど判りませんが、精神的に面白くありません。本機は送信機/受信機の逆サイド帯域特性を直視するためのツールとして作成しました。 |
仕様 1. モードは、TX/RX/SGの3種類を設ける。 TX-MODE=送信機の逆サイド特性を直視する時。 RX-MODE=受信機の逆サイド特性を直視する時。 SG-MODE=汎用信号発生器として使用。 2. TXモードでは、AF出力は、最大=2Vpp VR可変。 TGの最適入力レベルは表示を見ながらVRにてセット。 3. RXモードでは、MOD出力は、-10dBm固定。 AF入力の最適レベルは表示を見ながらVRにてセット。 4. SGモードでは、1Hz~30MHzまでの周波数で、出力=0dBm固定。 ![]() ![]() ブロック図 |
2015年9月13日 TX-MODEでの測定結果(TX-Uranus逆サイド特性) |
2015年10月9日 今年の稲刈りも終えたので、本機の設計に戻ります。本機はPSNの自作機に威力を発揮するもので、6段(-70dB)設計のオールパスフィルターを使用した455KHzPSN検波器特性をRX-MODEで調整確認してみました。6段オールパスフィルター(-90dB)を使用した455KHz PSNジェネレーターのチャンピオンデーターをTX-MODEで取得トライ中です。 |
6段オールパスフィルターの理論特性、下はこれを使用した455KHzのPSN検波器を調整した結果です。 |
![]() |
無調整時の逆サイド特性 | 調整後の逆サイド特性 |
![]() |
![]() |
2015年10月12日 8段-90dBオールパスフィルターに挑戦 |
以前、誰かさん(JA4ABYさん)が、8段-90dB設計のオールパスフィルターで、逆サイド直視データーとしてチャンピオンデーター(瞬間最大風速)を持参され見せつけられた事がありますが、何とか勝負しようと試みました。455KHz-PSNジェネレーターに8段-90dBのオールパスフィルターを装着し挑戦しましたが、何度行っても下記データーがチャンピオンデーターです。90dBから上に覗かないよう触りまくったものの無理でした。平均すると-85dBです。これでもよく行ったなと自分は関心しております。これからするとハイブリッド機は安定していて素晴らしいです。 |
![]() |