3極管アンプ |
4極管アンプ(GKアンプ)は、自作したのですが、3極管アンプ(GGアンプ)は自作経験がなく、ある方から3CPX800の3パラを譲り受けました。壊れていると言うことだったので恐ろ恐ろ電源を入れてみました、通常真空管は3分位予熱期間があるのですが、そこまで到達出来ずプロテクターが作動しNGでした。管がNGと思い全部抜き電源ONすると問題なし、管1本でトライするとNG、どうもプレート電流が異常電流になっているみたいで、管がダメかな?と思って調べていたら、カソードバイアスのツェナーが通となっていました。過去、話は聞いていましたがバイアス電流を変更するのにツェナーを変更するから誰かWの大きいツェナーを持っていませんか?と聞かれたことがありますが、自分で触ってやっと判りました。そこで、ツェナーダイオードを変更しなくても、半固定VRで連続可変出来る回路に変更しましたので、紹介します。規定バイアス電流の前後を振ってみると、IMD特性が5〜8dBの変化(改善)が確認出来ます、もしトライされる方は自己責任でお願いします。ノンクレームです。外観もまずまず綺麗な方で、りっぱなアンプになりました。 予備真空管をGETしておこうと思ったのですが、一般的に”3CX800”はよく見かけますが、本機は”3CPX800”でPが付くとプレート最大印加電圧が、2500Vよりも高く3500Vの真空管で未だにGET出来ていません。 現在は3極管アンプを主に使用しております、4極管アンプは重量・騒音の関係で使用環境にマッチしません。ケースが大失敗。 |
回路図ファイル![]() |
3CPX800 3本 |
外観![]() |
高圧トランス |
本機のバイアス調整回路の改修![]() |
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過去に4度の故障 @真空管のフィラメント電流のリターン(GND)が、基板取り付けビスでGNDとなる構造でパターン剥がれで電波出ず。 <対策>リード線でGND固定処理した。 A送信はOKであるが、受信時、受信ANTが正常に繋がらない。 <対策>送受リレーの接点不良、新品のオムロン16Aリレーに交換。同じ不良が2度発生。 B1次側(200V)印加で漏電ブレーカー落ち <対策>誘雷で1次側ーGND間のパスコン短絡。 真空管3本は未だに元気で頑張っている。 |
4極管アンプ |
壊れ物を知り合いからいただいたアンプがベースですが、修理をトライしたものの高圧トランス/リレー等多くの部品がNGでしたただ真空管はOKだったみたいなので、知り合いに聞きながら色々教えていただきながら不足部品を集め作ってみました。とても紹介出来る物ではないのですが、ケースも知人の鉄工所で作ったものの大失敗です。最終的にはプリセットチュン機能の仕様が目標ですが、現在未だ至っておりません。最終仕様まで完成したら、ケースも見栄えを良くして再度アップします。真空管の名称を記載すると、パワーを予測されますので記載したくないのですが、私はこれで運用しても正真正銘1KW前後しかパワーは出ません。もっとハイパワーにするとゴジャクソの信号になります。 こんな言い訳を書くところ逆にハイパワーが出ていると思う人がいるかも?・・・実は・・・ |
4CX2500もどき(GU84B) X 2![]() |
RFブロック![]() |
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ブロアで吹き付け、ブックファン2個で吸い出し![]() |